一般的

乳酸菌の種類の詳細

乳酸菌そのものの働きとしては、糖を分解し乳酸を生産するという働きがあります。
糖を分解するという事はエネルギーの元となる物質を作り出すという事です。
私たちの身近な食べ物、漬物やチーズ、ヨーグルトなど発酵食品に含まれています。
ビフィズス菌やラブレ菌、ヤクルト菌などの様々な乳酸菌があり、種類によって特徴的な働きを持っています。

コッカス菌はあまり聞きなれない乳酸菌だと思いますが、人体に効果的な働きをしてくれることが近年の研究によって判明してきました。
免疫をアップさせるという効果があるのです。
免疫細胞は白血球ですが、この免疫細胞を活性化させるという力が強いのがコッカス菌です。
免疫細胞を活性化、強くする、また健康維持成分となる生体応答調節物質の働きを高くする乳酸菌として、EF菌も注目されています。

消化液である胃酸に強く腸に元気なまま届き、とどまる事が出来る乳酸菌に、L29があります。
胆汁酸や胃酸などに強く、通常乳酸菌は胃酸で90%が死滅するといわれていますが、L29の場合、ほとんどが腸内に到達するといいますから、これはすごい生命力です。
同じく酸に強くまた胃にとどまって棲息できるものもいます。
LG21という乳酸菌です。
ヨーグルトにも同じ名称の商品がありますのでおなじみかと思いますが、胃壁の粘膜内に侵入するピロリ菌を撃退することができる乳酸菌として知名度が高くなってきています。